最近離婚のご相談にくる男性が増えていますが、協議内容を考えたのでチェックしてくださいとの依頼があります。
内容を拝見すると、かなり譲歩している感じがします。例えば離婚後の生活費数百万を分割して渡します、住んでいた家には住んでもいいよ、年金分割もきちんとやります、 といった具合です。

よっぽど悪いことをしたのかと思えば、浮気もしていないし、会社勤めもいたってまじめ、しかしながら、家での会話が少なく居場所がないとのこと。

離婚の話を切り出したら気持ちよくOKもらえた。家で過ごすストレスよりお金を渡してでも一人で暮らしたいという考えのようです。奥様もお金が入ってくれば旦那さんはいりません!という感じなのでしょうか。

少々寂しい気はしますが、最近ではそういう夫婦が多いのではないかと思います。

昭和の時代を考えると離婚をするにはそれなりの理由が必要でした。

まず離婚件数ですが、昭和45年が約95,000件だったのが平成26年には222,000件になっています。2倍以上ですよね。(厚生労働省人口統計参照)

離婚のイメージも変わってきています。

昭和初期~45年:お互い(女性だけでなく男性も)我慢して一生を過ごす

昭和中期~平成の初め:お互い自分の性格や行動を改善する

平成11年~最近:離婚して人生を一からやり直す(楽しむ)

といった感じでしょうか。

裁判上の離婚原因は(民法770条)

  1. 配偶者に不貞行為があったとき
  2. 配偶者から悪意で遺棄されたとき
  3. 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき
  4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
    ということは、性格がどうしても合わず一緒にはいたくない!!という場合は離婚できないのでしょうか。そんな時は、
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

 

 

があります。もちろん性格の不一致で裁判で離婚が決まることは厳しいですが、それに伴い夫婦が別居している場合などです。

また、DVなども原因になります。

しかしながら、日本では協議離婚という制度があります。

民法第763条
夫婦は、その協議で、離婚をすることができる

とあります。国によっては協議離婚が認められない場合もありますので、日本は恵まれている(?)のかもしれません。

もし離婚をお考えでしたら、お互い話合いができるとき、仲が悪くなり過ぎる前がいいかと思います。

住むところの問題、子どもの問題、財産分与の問題、話し合うことは沢山ありますので、それを踏まえて離婚の時期を考えましょう。

また、この時期にご相談されると一番いいと思いますのでお気軽にお問い合わせください。
 

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